大多喜南無道場 妙厳寺

日誌

時事の事

日常の事柄を踏まえて住職が語ります

 仏教・法華経の教えでは人のみならず草木や国土までが成仏すると言っています。つまりすべては仏さまの現れという仏教の発想は現代の無節操な自然破壊に対して、一つの新しい視点を示すことができます。
日蓮聖人の「立正安国(正しきを立てて社会を安んずる)」とう考え方は命の論理である法華経の教えこそ宇宙・自然の摂理と言うべき教えで、それに従わない生き方は、結局は白分で自分の首をしめていくようなもの。しかし教えに従った生き方をみんなが心がけていけばこの社会・世界は本当に平和で穏やかなものになっていくという、とても明快な教えです。
 仏教の考え方では自然環境が私たちを優しく包み込んでくれているから私たちの命があるのであって、私たちの方こそ自然に保護されているのだということです。そう考えると「白然を保護する」との言い方はあまりにも傲慢ではないでしょうか?

行事日誌

2025(令和七年)

12月13日(金)~15日(日)  年末御守護札入れ

 窯閉め、年末札入れの祈願を行いました

12月30日(月) 17時から お焚き上げ式

 本堂前にて古いお塔婆、木札等のお焚き上げ式を執り行いました

1月1日(水) 0時から 除夜の鐘

 元旦午前0時より除夜の鐘撞を行い多くの方にお参りいただきました

1月1日(水) 13時から 新年祝祷会、新春特別祈願会

本堂にて新春特別祈祷並びに厄除け、八方等の祈願を執り行いました

2月22日(土)  日蓮宗千葉県南部 管区記念法要

 2月22日(土)に日蓮宗千葉県南部宗務所主催で、清澄寺と誕生寺にて記念法要が営まれました。
 西畑組からは僧侶8名、各寺院檀信徒の代表者15名が参加、千葉県南部で総勢250名の僧俗が一堂に会し、午前中は清澄寺で日蓮聖人の師匠である道善御房の七百五十遠忌の法要が厳粛に執り行われました。
 午後からは誕生寺へ移動の後、祖師堂にて、各寺院の開山・歴代聖人並びに、檀信徒各家先祖代々の追善供養と、参列者へのご祈祷が執り行われました。

3月20日(木)  春季彼岸会法要

 妙勧寺は11時から、妙厳寺は13時から令和7年 春季彼岸会法要が執り行われました

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