大多喜南無道場 妙厳寺

日誌

時事の事

日常の事柄を踏まえて住職が語ります

平安時代の 和泉式部 という歌人が「法の華は八巻ばかり にかぎらめや 松竹桜 当意即妙」という歌を詠んだそうですが、当意即妙(とういそくみょう)とは、何事もそのままで真理や悟りに適っているという意味です。
良寛さんは「口を開けば 法華を転じ口を閉じるも 法華を転ず 如何なるか 法華の転 合掌して曰く 南無妙法蓮華経」とおっしゃっていますし、時宗の祖である一遍上人は「吹く風立つ波の音までも法華経にあらずということなし」と。もちろん日蓮聖人も「吹く風、ゆるぐ木草、流るる水の音まで妙法の五字を唱えずということなし」と『波木井殿御書』にて言われています。
 この世のあらゆるものが法華経の教えだとおっしゃっているのです。この世の中は、色々な事を教えてくれます。法華経をじっくりと読誦することでそれをまた気付かせてくれます。

行事日誌

2025(令和七年)

3月20日  妙厳寺 春季彼岸会法要

春季彼岸会法要を執り行いました

4月26日~28日/5月3日~5日 東京国際仏教塾

A組、B組 第一回修行 各組20名の参加者がお寺での修行体験を行いました

6月14日  日蓮宗西畑寺院組合 信行団体参拝

日帰りで中山 法華経寺、柴又 帝釈天題経寺に参拝しました
6月14日に日蓮宗西畑寺院組合主催で、千葉県市川市、中山法華経寺、東京都葛飾区、柴又帝釈天 題経寺へ団体参拝を行いました。
 今回は僧侶7名、檀信徒32名で各寺院をお参りし、妙厳寺檀家、有縁の皆様のご先祖様へのご回向とご家族の家内安全、身体健全などをご祈念させていただきました。
また、題経寺参道にある「とらや」(映画「男はつらいよ」の撮影で使用されたお部屋がある)で、他寺院のお檀家さんとコミュニケーションを楽しみながら、昼食や名物の草団子をいただきました。
 来年は鎌倉方面への団参を考えておりますので、ご参加の程、よろしくお願いいたします。

長廊下改修工事

令和7年5月20日から6月末日まで、本堂長廊下の大改修工事が行われました。
 改修工事では、老朽化している部分や、新たに必要な部分の整備、窓のサッシ取り換えが行われ、壁は全面板張りとなりました。
 妙厳寺は、古くから多くの先人達のご尽力によって護られてきました。これからも、檀信徒の皆さまのご協力をいただきながら、お寺の護持、発展に尽力して参りますのでよろしくお願い申し上げます。

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